WithSecure、Salesforceの最大のセキュリティ上の死角の一つを解消する「Identity Protection」を発表

WithSecureは、「Identity Protection for Salesforce」を発表しました。これは、パートナーや顧客のアカウントが攻撃に悪用される前に、その侵害を検知する初のソリュ…

ヘルシンキ(フィンランド)— 2025年10月

現在、Salesforceを標的としたサイバー攻撃が急増しています。攻撃者たちは、組織が構築した「信頼されたアクセス権」を悪用し、従来のセキュリティ防御を巧妙にすり抜けています。こうした脅威に対抗するため、ウィズセキュア(WithSecure™)は、Salesforce向け脅威保護ソリューション『WithSecure™ Cloud Protection for Salesforce』の新機能として、「Identity Protection(アイデンティティ保護)」を世界に先駆けてリリースいたしました。本機能は、パートナーや顧客のSalesforceアカウントが不正利用(武器化)される前に、その流出を検知する業界初の画期的なアプローチです。

多くの企業は、自社の従業員に対するアイデンティティ(ID)セキュリティには巨額の投資を行っています。しかし、パートナー、サプライヤー、顧客向けポータルを介してSalesforceにアクセスする「外部ユーザー」は、そうした強固な保護の対象外となっているケースがほとんどです。セキュリティ研究者の調査でも、データ侵害の最大の侵入経路として「アカウント情報の流出(クレデンシャルの不正利用)」が常に上位に挙げられています。

Salesforceのパートナーポータルのような「高信頼環境」では、外部ユーザーがセキュリティの最も脆弱な部分になり得ます。サプライヤーやディーラーの資格情報がたった一つ流出するだけで、数万ユーロにのぼる詐欺被害の扉を開けてしまうことになりかねません。だからこそ、Salesforceの安全を維持するためには、アイデンティティ脅威の検知と、流出資格情報の可視化が今や不可欠となっています。

アイデンティティの流出:高額な被害と検知の難しさ

Salesforceを利用する企業にとって、外部ユーザーのアカウント数は数万規模に達することも珍しくありません。そのため、たった一つの資格情報が盗まれたり、他のシステムで使い回されたりしただけで、攻撃者は正当なユーザーを装って侵入し、数ヶ月もの間、誰にも気づかれずに潜伏することが可能になります。

「いまや、攻撃者は正面玄関をこじ開ける必要はありません。盗んだ鍵を使って、堂々と鍵を開けて入ってくるのです。どれほど巨額の投資を行ったセキュリティ環境であっても、すでに侵害された『信頼されたアカウント』による侵入を防ぐことはできません。外部ユーザーは長年、Salesforceセキュリティにおける盲点となっていましたが、私たちは今回、その隙間を完全に埋めました」WithSecure Cloud Protection for Salesforce ジェネラルマネージャー、Juhana Autio (ユハナ・アウティオ)

アイデンティティを悪用した侵入は、被害の検知と封じ込めに最も時間がかかるだけでなく、修復にかかるコストも最も高額になる傾向があります。

Salesforceに最適化されたセキュリティ

今回追加された「Identity Protection」機能は、Salesforceユーザーの資格情報を、公開データおよびダークウェブのデータから収集された独自の「侵害インテリジェンス」のライブフィードと継続的に照合します。これにより、サードパーティのデータ侵害によってアカウント情報が外部に暴露された瞬間をリアルタイムに検知します。

本機能は、『WithSecure Cloud Protection for Salesforce』のすべてのユーザーベースのライセンスに標準機能として含まれており、すでにご利用可能となっています。

詳細情報については、こちらをご覧ください:アイデンティ保護 | Salesforce ユーザー認証情報の漏洩監視

WithSecure™ Cloud Protection for Salesforce について
WithSecure™ Cloud Protection for Salesforceは、巧妙化するサイバー脅威からお客様のクラウド環境を保護します。ランサムウェア、ゼロデイマルウェア、フィッシング、そしてアカウント流出のリスクから解放され、デジタルビジネスを中断することなく推進できます。当ソリューションは、SalesforceおよびAgentforceのワークフローのために、Salesforce社との緊密な連携のもとで専用設計されており、Salesforce管理ポータルから直接一元管理が可能です。